週末、シマタビ(その2)

今週はじめはまだ屋久島にいたことが信じられない。
日常生活に戻ってしまった・・・。

後半のシマタビ、忘れないうちに。
屋久島のツアーガイドKさんに連れられて島一周とトレッキング。
どこに行っても山が見える。植物がぐんぐん育っていて大きい。
車で移動しながら、滝を見たり山を見たり・・・そのうちに林道に
入っていった。車道になにか動物が見えると思ったらヤクザルと
ヤクシカと遭遇。人を怖がるふうでも襲ってくるふうでもなく
そこにいるのが普通だけど?といわんばかりに仲間同士で毛づくろい
したり、なごんでいた。表情も穏やかだ。

お昼近くになり、Kさんおもむろに車道に車を停めた。
この辺から少し歩くという。お弁当を持って林の中に入っていく。
出来上がった道があるわけじゃない、落ち葉がいっぱいの道は
ごつごつしていてちょっとへっぴり腰になった。
人気がないそんなところで親子のシカたちを見かける。
外で食べた昼ごはん、おいしかった。

この日の晩ご飯
島で取れるというトビウオの唐揚げや首折れサバのお刺身など。
めずらしかったし、新鮮でおいしかった。

最終日も半日だけツアーを頼んで、「白谷雲水峡」へ。
初トレッキングは、ちょっと足場のわるいところではびびりながら
前に進んだりした。杉の木のいでたちがどっしりとして歴史を感じさせる。
上のほうに登っていくと苔の緑がきれいだった。
屋久島の自然の中にいると、ずっとずっと前から生きている植物に比べると
ヒトってちっぽけだし、小さいことをくよくよと悩んでも仕方がないよなー
ということ。

帰りの飛行機までまだ時間がある。
空港の近くの日帰り温泉で、昼間っからお風呂に入る。
青空の下の露天風呂って、気持ちよかった。
足の疲れも取れたし、さっぱりした。
まだまだ名残惜しかったけど、夕方屋久島空港から出発。
3日間は自然を身近に感じることができて日常とはかけはなれた生活で
楽しかった。いい旅だった。
年末に向かって、ばたばたしそうなのも乗り切れそう。